クリニカルエンドを極める第7期:2024年11月17日(日)2024.11.27
2024年11月17日(日)白水貿易主催の“クリニカルエンドを極める”第7期11月のセミナーがU’zデンタルクリニック研修室にて午前9時から午後4時まで行われました。今回は“コロナルリーケージと根管治療歯の修復処置”でした。コロナルリーケージは以前の内容にアップデートしたスライドをお見せし、根管治療歯の修復処置の講義は完全に新しい内容で講義を致しました。前日の16日土曜日には受講されている先生方およびインストラクターで懇親会を開催しました。大人数でワイワイとエンドにゴルフに楽しい話で盛り上がりました、また大阪のお好み鉄板焼きをご満足頂ければ幸いです。次回は最終回で、午後からライブオペもお見せ致します。

 スカンジナビアンデンティストリーセミナー2024.11.11
2024年11月10日(日)、午前9時から午後4時まで大月先生主宰のスカンジナビアンデンティストリーセミナーがあり私からエンドのお話をさせて頂きました。アウトラインは、コンセプト・臨床検査から診断・根管形成・根管洗浄と貼薬・根管充填でした。午前9時から昼食を挟んで午後2時まで講義をさせて頂き、その後Jブロックと上顎第一大臼歯模型を用いた根管形成と根管充填の実習を致しました。根管形成はRaCe EVOでのフルレングス形成、根管充填はBioCシーラーを用いたHydraulic Condensation Techniqueでした。前回からアップデートした内容も盛り込みました。今回も大変楽しくセミナーをさせて頂きました。検査診断では感度・特異度・陽性的中率・陰性的中率のお話を多くさせて頂き臨床の糧になれば幸いです。たまたま岡崎先生の勉強会に東京都開業の澤田先生が講義に来ておりご挨拶させて頂きました。

 クリニカルエンドを極める第7期:2024年10月20日(日)2024.10.23
2024年10月20日(日)、クリニカルエンドを極める第7期の10回目の講義が行われました。今月は外科的歯内療法の実習でした。今期から新しい外科用模型に変更しましたので以前からのMB2のマネージメントや意図的再植術での歯根破折の問題を解決しました。皆さん気持ちよく実習が出来たとのではないかと思います。また下顎にも実習ができるように歯牙と根尖病変を作っております。前日の土曜日は、福岡からご参加の樋口先生とセミナーをお手伝い頂いている奈良県開業の橋本先生、DUO非常勤の齋藤先生と私の4人でアートレイクゴルフクラブにて大雨の中ゴルフを堪能いたしました。大変疲れましたが、色々私もゴルフの勉強になりました。皆さん本当にお疲れ様でした。

 クリニカルエンドを極める・ベーシックコース:2024年10月13日(日)2024.10.23
2024年10月13日(日)、白水貿易主催の“クリカルエンドを極める・ベーシックコース”がU’zデンタルクリニック研修室にて行われました。歯牙の解剖学的特徴から根管形成・根管充填、さらに根管洗浄・根管貼薬・仮封材について講義をさせて頂きました。実習ではまず初めにJブロックでのマルテンサイトファイルRaCe EVOを用いたフルレングス形成とバイオセラミックシーラー(BioCシーラー)によるシングルポイント法での根管充填を行なって頂きました。次に前歯模型でのニッケルチタン製KファイルによるPassive Step-back Techでの形成と側方加圧根管充填の実習でした。そして本日のメインである、大臼歯抜去歯牙でのフルレングス形成〜シングルポイント法での根管充填実習でした。ラストはRotate NiTiによるガッタパーチャ除去実習を行って頂きました。午前9時から午後5時までの長時間でしたが皆さん頑張って実習に取り組んでおられました。ご参加頂いた皆様の、明日からの臨床のお役に立てれば幸いです。

 KOデンタルフェア20242024.10.7
2024年10月6日(日)、KOデンタルフェアー2024で講演させて頂きました。東京国際フォーラムで盛大に開催されていましたので大変驚きました。今回は、医歯薬出版様のご依頼でこのような機会を頂戴しました。大阪で日々臨床や活動をしておりますので東京のディーラー様の活動をほとんど知りませんでした。本年、医歯薬出版から根管充填の書籍が出版されましたので、その関連でこのようなご縁を頂きました。演題は、“最適な根管充填法の選択と臨床応用(A guide to select the optimal obturation technique and clinical applications)”
と題しまして約50分間お話を致しました。アウトラインは1)根管充填前後での注意点2)通常の場合での根管充填3)特殊な場合の根管充填4)狭窄または石灰化根管での根管形成から充填、としました。130名でキャンセル待ちとなり大変光栄でした。

 クリニカルエンドを極める第7期:2024年9月15日(日)2024.10.4
2024年9月15日(日)、クリニカルエンドを極める第7期の9月セミナーが行われました。いよいよ外科的歯内療法のトピックまで進んでまいりました。今までは通常の非外科的歯内療法のトピックで、多くの先生の日常臨床に関連する分野でした。今回の外科的歯内療法は非外科で治癒に導くことが出来なかった症例では必須となります。しかし多くの先生は、従来の外科的歯内療法の成功率が低い点に抵抗感をお持ちです。現在では、以前のような低い成功率ではありません。成功率は向上していますが、原理原則を遵守しないと期待しているような結果にはなりません。そのためにも現在での外科的歯内療法に対する考え方・手術手順・解剖学的知識・手術に関するポジショニングなど重要となります。また、正しい成功率への理解も必要です。そのような内容を毎年少しずつアップデートした内容でお伝えしました。

 クリニカルエンドを極める第7期:2024年8月18日(日)2024.8.24
2024年8月18日(日)、クリニカルエンドを極める第7期の8月セミナーが行われました。今月は再治療の実習でした。先ずは再治療の復習と臨床診断分析、そして実習に関する講義を行いました。やはり各トピックの復習は重要で、一度講義を聞いたからと言って全てを理解し覚えているとは限りません。一つ一つの積み重ねが重要で、その意味からも毎回の復習は欠かせません。本年から破折ファイル除去の実習模型を変更し、少しリアルに行なって頂きました。さらに来年から石灰化根管の実習も追加するためにどのような実習をどのように行うか解説しました。残念ながら来期からの内容ですが、少しでも早い段階から情報をお伝えしたくスライドに追加しました。まだまだ暑い日が続きますが皆様ご自愛ください。

 “クリニカルエンドを極める” 外科的再根管治療の実践2日間実習コース :2024年7月27日(土)28日(日)2024.7.29
1年間の“クリニカルエンドを極める”のコース以外に1Dayのベーシックコースと外科的再根管治療の実践2日間コースがありまして、7月27日(土)・28日(日)には外科的再根管治療の実践コースを開催しました。初日の土曜日には、歯内療法の基礎から非外科的再根管治療に関して講義をし、その後に外科的歯内療法の歯根端切除術と意図的再植術に関してセミナーをさせて頂きました。初日のラストにはS-EBAの練和実習から抜去歯牙の切断・逆根管形成から充填をして頂きました。2日目の日曜日には、新しくご用意した外科模型にて実習を行って頂きました。また、午後1時からは実際に患者さんに来て頂き、ライブサージェリーを皆さんにお見せし、実際の臨床での手順をお見せしました。ご参加頂いた皆さんの明日からの臨床のお役に立てれば幸いです。セミナーをサポートして頂いた、梅田先生、渡邊先生、橋本先生、辰巳先生、黒瀬先生には感謝いたします。

 クリニカルエンドを極める第7期:2024年7月14日(日)2024.7.29
大変暑い日が続いておりますが皆さんお変わりないでしょうか?2024年7月14日(日)、クリニカルエンドを極める第7期の第7回目のセミナーを行いました。今月は非外科的再根管治療の講義でした。再治療を行う上での意思決定・成功率をはじめにお話しさせて頂き、その後に実際の臨床に関する講義を致しました。ポスト除去での超音波装置使用での注意点、そして皆さんがご苦労されているガッタパーチャ除去をお伝えしました。さらに見落とし根管・石灰化根管・レッジ・破折ファイル除去・穿孔修復の講義でした。石灰化根管への対応は、私が今年の学会誌に発表した論文の内容を引用しながらどのようにアプローチするのかを時間を掛けて説明しました。来月の非外科的再根管治療の実習では、新しい模型を用いて行いますのでご期待下さい。

 クリニカルエンドを極める第7期:2024年6月16日(日)2024.7.7
2024年6月16日(日)、クリニカルエンドを極める第7期6回目のセミナーを行いました。今月は大臼歯の根管形成から根管充填ですが、抜去歯牙実習の中でも最も勉強になる実習です。根管口の偵察から探索そして根尖部穿通の可不可までどの根管形態からでも出来るように練習して頂きます。円形に近い根管・楕円形根管ともに大臼歯には存在しますし、狭窄・石灰化根管もあり日常臨床のヒントがたくさん詰まっています。しかしマイクロスコープを使用しても歯頸部での残存歯質の保存に寄与するようにご指導させて頂きました。根管が見つからないからといって、過剰に歯質を切削しますと垂直性歯根破折に繋がるため要注意です。次回は再治療ですが今回は特に石灰化根管に関してアップデートした内容にしております。

 クリニカルエンドを極める第7期:2024年5月19日(日)2024.5.24
2024年5月19日(日)、クリニカルエンドを極める第7期5回目のセミナーを行いました。今月は根管洗浄と根管貼薬の講義を致しました。根管洗浄ではヒポクロ・EDTA・CHXを中心に抗菌性や溶解性、細胞毒性そしてスメア層除去に関してお話しを致しました。根管貼薬では現在使用禁止のペリオドンやFC・FG・メトコールの説明をし、やはりアレルギー反応が出やすい化学薬品の使用は慎むべきである事を強調させて頂きました。また、Er YGGレーザーやGentleWaveのまとめた内容もダイジェスト版で説明し、今後の動向を解説しました。この部分に関してこれからもアップデートして参ります。

 スカンジナビアンデンティストリーセミナー2024.5.24
2024年5月12日(日)、午前9時から午後4時まで大月先生主宰のスカンジナビアンデンティストリーセミナーがあり私からエンドのお話をさせて頂きました。アウトラインは、コンセプト・臨床検査から診断・根管形成・根管洗浄と貼薬・根管充填でした。午前9時から昼食を挟んで午後2時まで講義をさせて頂き、その後Jブロックと上顎第一大臼歯模型を用いた根管形成と根管充填の実習を致しました。根管形成はRaCe EVOでのフルレングス形成、根管充填はBioCシーラーを用いたHydraulic Condensation Techniqueでした。前回からアップデートした内容も盛り込みました。今回も大変楽しくセミナーをさせて頂きました。大月先生のセミナーでのお弁当は毎回楽しみで本当に美味しいお弁当です。いつも有難うございます。

 クリニカルエンドを極める第7期:2024年4月21日(日)2024.4.27
2024年4月21日(日)、クリニカルエンドを極める第7期4回目のセミナーを行いました。今月は小臼歯を用いた根管形成から根管充填までの実習でした。実習の講義に入る前に、前回の根管形成・根管充填の復習と臨床診断分析、そしてコンセプトとして重要な論文の解説を行いました。特にDalton BC et al.とShuping et al.は重要で、細菌培養陰性率と常用対数変換された細菌減少量の表記の混在を説明し論文に記載されている内容の解釈を説明しました。小臼歯の実習からは、Weineの分類タイプ2での2根管が根尖付近で合流している場合のマネージメントが追加されています。合流位置によって優先形成をどちらにするのか?または作業長決定方法などを動画を交えて講義をしました。
(写真は再生的歯内療法で知られているDr Banchsです。クリニックに遊びに来て頂き、夕食もご一緒させて頂きました)

 クリニカルエンドを極める・ベーシックコース:2024年4月14日(日)2024.4.27
2024年4月14日(日)、白水貿易主催の“クリカルエンドを極める・ベーシックコース”がU’zデンタルクリニック研修室にて行われました。歯牙の解剖学的特徴から根管形成・根管充填、さらに根管洗浄・根管貼薬・仮封材について講義をさせて頂きました。実習では⑴Jブロックでのマルテンサイトファイルを用いたフルレングス形成〜シングルポイント法での根管充填、⑵前歯モデルでのNi-Ti KファイルによるPassive Step-back Techでの形成と側方加圧根管充填、⑶大臼歯抜去歯牙でのフルレングス形成〜シングルポイント法での根管充填、⑷Rotate NiTiによるガッタパーチャ除去実習を行って頂きました。午前9時から午後5時までの長時間でしたが皆さん頑張って実習に取り組んでおられました。ご参加頂いた皆様の、明日からの臨床のお役に立てれば幸いです。
(写真は大学の同期生と久しぶりに美酒を頂いた時の写真です)

 クリニカルエンドを極める第7期:2024年3月17日(日)2024.3.24
2024年2月18日(日)、白水貿易主催の“クリニカルエンドを極める”第7期の3回目のセミナーを行いました。今回は根管形成から根管充填について講義をしました。今までの根管形成の講義の中に新たにApical Patency根尖部穿通とグライドパスに関してレビューした内容を追加しました。また、根管充填では根管充填前後での注意点として、根充前の根管内の確認・根充前の最終洗浄・メインポイントの消毒・メインポイントの適合状態と到達位置・根充後のGPの切断位置に関してのまとめも追加しました。毎年少しですが必要なポイントはアップデートしております。また、セミナー前日の土曜日には、今回参加して頂いている福岡市開業の樋口先生、そしてインストラクターの橋本先生、以前受講していた松田先生そして私を含めた4人でアートレイクゴルフクラブにてゴルフ、さらに夕食もご一緒頂きました。皆さんお疲れ様でした。

 クリニカルエンドを極める第7期:2024年2月18日(日)2024.2.25
2024年2月18日(日)、白水貿易主催の“クリニカルエンドを極める”第7期の2回目のセミナーを行いました。今月は実習回で前歯の根管形成から根管充填の実習でした。実習に先立ち、まずは実習のための講義を行いました。そして前回の復習も行い重要な考え方を忘れないように説明致しました。根管形成はニッケルチタンファイルを用いた根管形成で根管充填は側方加圧根管充填・垂直加圧根管充填のCWCT・バイオセラミックシーラーを用いたシングルポイント法でした。CWCTは臨床で実践することはあまり有ませんが、皆さんにガッタパーチャの取り扱いに慣れて頂きたいので毎回行っております。次回は今までからアップデートした内容での根管形成と根管充填の講義を行います。ちなみに前々日の2月16日(金)には、後輩の先生方から還暦祝いのパーティーを帝国ホテル大阪で開催して頂き感無量でした。本当に有難うございました。

 三重県伊勢地区歯科医師会学術講演会2024.2.12
2024年2月4日(日)三重県伊勢地区歯科医師会学術講演会を伊勢市駅前のミライセ伊勢市総合支援センターにて行いました。本講演会の演題は“保険のエンドを極める”にて講演致しました。前日の3日(土)には伊勢地区歯科医師会理事の岡村先生と藤田先生で美味しいお食事を頂きました。地元の方しか知らないお店で素晴らしいお店でした。講演当日は多くの先生に来て頂き有難うございました。会長の田口 昇先生には大変感謝しております。以下抄録を記載します。
“根管治療は保険診療で行うのが基本です。しかし保険診療という限られた環境の中、何が正しくて・どのようにすると問題解決できるのか答えを見出せなくなりながら、日々臨床を実践していることはないでしょうか。主訴に耳を傾け検査・診断・治療方針決定の流れもわかっているようでも出来ていないかもしれません。湾曲根管は形成しても直線化する・作業長をどのように設定するのかわかっているようで実は出来ていない・根管充填は満足のいくものではないが時間の関係上妥協することが多い、といった現実が起きていないでしょうか。保険診療だから仕方がないと諦めていることも、少し考え方を変えることにより出来ることもあります。やはり大きな問題は、時間とコストではないでしょうか。高価な器具や材料の使用により、常に良好な結果が得られるとは限りません。いくら素晴らしい結果をもたらす材料であっても、うまく使用しないと良い結果を導くことはできません。また最新が最良とも限りませんし、小さな設備投資でも大きな設備投資に匹敵する場合もあります。本講演会では、保険診療で出来ること・避けた方が良いことを提示し、効率的に根管治療を実践するにはどのようにすべきかを解説させて頂きたいと考えております。”

 クリニカルエンドを極める第7期:2024年1月21日(日)2024.1.23
2024年1月21日(日)、白水貿易主催の“クリニカルエンドを極める”の第7期が始まりました。U’zデンタルクリニック研修室にて午前9時から午後4時まで第1回目のセミナーを行いました。初回はオリエンテーションですので、どのように進めていくのかを中心にお話をしました。もちろんエンドのコンセプトから検査・診断・治療方針の決定、さらに根管形成から根管充填、そして根管洗浄と根管貼薬のダイジェスト版を解説しました。次回は前歯の実習が始まりますので、その準備の点もお伝えしました。1年間と長丁場ですがよろしくお願いします。

 クラブGPアドバンスコース:エンドセミナー(2024年1月13日 . 14日)2024.1.23
2024年1月13日(土)、14日(日)の2日間大阪市鶴見区開業の佐藤琢也先生主催のクラブGPアドバンスコースのエンドセミナーを行いました。佐藤先生の素晴らしい研修室で講義とハンズオンを行いました。内容としては、以下になります。“抜髄から再根管治療まで自信を持って患者さんに提供するために日々研鑽をしていても、うまくいく時もあればそうでない場合もあり臨床の難しさを感じている歯科医師も少なくはありません。断片的な情報と知識では限界があり、成功に導くことは困難を極める。診療に真摯に向き合っても基本となるコンセプトが揺らいでいると、結果が伴いません。本セミナーでは、コンセプトに基づいた治療の考え方から抜髄・再根管治療を臨床に導入して頂くために2日間でそのエッセンスを解説します”でした。京都市開業の神戸先生、兵庫県三田市の黒瀬先生、兵庫県神戸市開業の辰巳先生、奈良市開業の橋本先生がお手伝い下さり、本当に感謝しております。受講された先生、そして主催の佐藤先生には心より御礼申し上げます。

 クリニカルエンドを極める:2023年12月2023.12.29
2023年12月17日(日)白水貿易主催の“クリニカルエンドを極める”第6期の最終月となるセミナーがU’zデンタルクリニック研修室にて午前9時から午後4時まで行われました。この最終回では、エンドぺリオ病変についてそして根未完成歯の治療についての講義とサマライズ、そして外傷歯治療のガイドラインの説明を行いました。そして午後1から約1時間40分で上顎小臼歯の再根管治療のライブオペを皆さんにご覧頂きました。この症例は根尖病変を有する狭窄根管で皆さんに是非見て頂きたかった症例でした。クラウン除去・ポスト除去そして隔壁作成からGP除去、さらにネゴシエーション・作業長決定・根管形成・根管充填までの内容でした。狭窄根管ゆえに新しいトライオートZX2+のOGP2を用いたケースでした。狭窄・石灰化根管は臨床でも頭を悩ませることが多い症例ですが、その時の対応を臨床交えて解説致しました。また穿通に関する考え方やテクニックも実際ファイルを触ってもらい、このような場合にはこのように対処するといったステップごとの説明もさせて頂きました。GP除去後のファイル挿入では、根管長の約半分くらいしか進まず、おそらく皆さんはどうなるのかと思われたはずですが、無事に穿通し作業長測定も無事に終わりました。1年間みなさん本当にお疲れ様でした。皆さんの明日からの臨床のお役に立てれば幸いです。ライブオペに来て頂いた患者さんには心よりお礼申し上げます。またコースをサポートして頂いたインストラクターの先生に感謝申し上げます。次期7期は2024年1月より開始しますので、受講される先生はどうぞご期待下さい。では良いお年をお迎え下さい。

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