- 歯内療法open
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虫歯が大きくなって歯髄(歯の中の神経のことです)の近くまで及んでいても歯髄を残すことが出来る場合の治療や、残すことが出来ない場合の根管治療を含む、歯の内側の治療を歯内療法と呼びます
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- 根管治療open
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歯の神経が入っていた小さな狭い空間を専用の器具で拡大・洗浄してお薬を入れて、再感染の活動の場所にならないように緊密に充填すること。
- 再根管治療open
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一度根管治療を受けているが、根っこの先に膿みの袋が出来ていたり、最終的なお薬が根っこの先まで詰まっていなかったり、症状が消えない場合等で、もう一度その根っこの根管治療をやり直さなければならない治療のことを再根管治療と言います。
- 根管充填open
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根管内がきれいな状態になれば速やかに、ゴム状のガッターパーチャというお薬をセメントを利用して根管内に詰めていきますが、大きく分けて側法加圧根管充填と垂直加圧根管充填があり特にアメリカの歯内療法専門医は後者の垂直加圧根管充填方法を採用しています。
- 無菌的処置open
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対象となる歯だけを孤立させ、お口の中の細菌や唾液が根管内、つまり歯の神経が入っていた空間に入らないように術前に十分に消毒を行い、根管内に滅菌した器具を用いること。
- ラバーダム防湿open
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無菌的処置を行う為に必要な治療で、ゴム状の薄いシートをクランプという留め具で対象となる歯に装着し、そのシートを引き延ばして、唾液が入らないようにすること。
- マイクロスコープopen
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手術用実体顕微鏡のことで、根管内を何十倍にも拡大して、肉眼では見えない細かい部分を治療する為に使用致します。
- 歯科用コーンビームCTopen
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歯科で言うパノラマ写真を取るような器械で歯牙を3次元方向から観察できるもので、X線被爆量は医科用のCT から比べるとかなり低く、通常のパノラマ撮影の約2倍ぐらいです。
- 穿孔修復(パーフォレーショリペアー)open
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根管治療中に歯の神経の空間とは違う所に穴が空いてしまって、その部分を埋めないといけない場合の処置のことで、放置しておくと抜歯に至ることが多いです。
- MTA セメントopen
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穿孔修復の時や外科的歯内療法等に用いる生体親和性を有するセメントで、成分はなんと工業用のセメント同じですが、今までのどの材料と比べても信頼性のある材料です。
- 根管洗浄open
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根管内をきれいにする為に洗い流すことで、根管治療中・根管充填前に必ず行われる処置です(料金表にある根管洗浄代は、根管充填予定であったにもかかわらず、根管充填する状況ではない場合に根管洗浄のみを行った時に必要な料金で、毎回必要ではありません)
- 根管貼薬open
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根管治療が開始されて、最終的に根管充填が行われるまでの期間に根管内が汚染されないように作用させるお薬で、以前はホルマリン製剤も使用されていましたが、今現在は水酸化カルシウムが中心に使用されています。
- 水酸化カルシウム製剤open
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根管治療の貼薬剤として用いられる、強アルカリのお薬で、全世界的にみてもゴールドスタンダードなお薬と言えます。
- 隔壁open
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無菌的処置を行う上で、残っている歯質が少なくラバーダム防湿が困難で洗浄も充分出来ない場合、歯の周りにバリアとなるセメントで仮の土台のような物を接着すること。
- ファイバーPostopen
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根管治療後に被せもの(クラウン・ブリッジ)をする前に土台を作りますが、その土台の中にグラスファイバーの芯棒を使用した物がファイバーポストです。
- ゴールドCoreopen
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金属のゴールドで出来ているの歯の土台がゴールドコアーです。
- プロビジョナルクラウンopen
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仮の歯のことです。
- 根管内異物除去open
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根管治療中に使用した器具(ファイルやリーマー等)が折れ込んで根管内に残っている場合に、その器具を除去すること。
- 外科的歯内療法open
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大きく分けて2つに分類され、歯根端切除術(歯肉を切開して根っこの先を切除し縫合する方法)と意図的再植術(一度、歯を抜歯して根っこの先を切除し元に戻す方法)があり、歯の形態や解剖学的制約によってこれら2つの術式から選択されます。
- 非外科的歯内療法open
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通常の根管治療のことを指します。
- 診断的FOPopen
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歯に破折やヒビが入っているかどうかを確認する為に歯肉を切開すること。
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